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特集 天沼青年会

数年間の休止期間を経て今年から栗山尚典会長を中心に活動を再開した青年会。休止期間中、青年はどうしていたのでしょうか。今後、どのような活動を展開していくのでしょうか。また、教会における青年のあるべき姿、あるいは青年の担う使命とは何かなど、いろいろと気になるところです。今回の青年会特集では、「青年に何が期待されているか」というテーマで藤森先生に原稿をお願いしました。また、栗山会長へのインタビューを通して、今、青年たちは何を考えているのか、青年会の今後の展望などについて語って頂きました。青年が元気に活動する教会は生き生きと発展していきます。教会員のみなさまも是非、これからの青年の活動に関心を持ち、暖かく見守り、そして、時には積極的なサポートもして頂きたいと思います。青年が元気に活動していれば、この長い歴史と伝統をもつ天沼教会が、いつまでもフレッシュな輝きを持ち続けることが出来るのではないかと思います。


青年に期待する

天沼教会牧師 藤森大輔

この三月、北アジア太平洋支部(NSD)で青年伝道に携わっている牧師やスタッフ達が、韓国、中国、香港、台湾、モンゴル、日本からフィリピンに集められた。世界総会とNSDの青年部長も出席、NSD内の青年伝道を一緒に考えた。会議の前後には、千人宣教師運動(※)に参加している宣教師たちを訪問し、彼らがどのような伝道/宣教活動をしているかを見る企画もあった。日本からは、これまで六名の青年達が千人宣教師運動に参加した。これまでも言われ続けていたことだが、今回の会議においても、“もっと日本からの献身者を派遣して欲しい”と尻を叩かれ、この運動に参加する利点を強調された。韓国からはこれまでで九百人以上の宣教師がその運動に参加し、その影響は、韓国国内にとどまらず、アジア諸国に拡がっているそうである。
日本にもそのような宣教師運動の広がりや気運の高まりが期待されているのだろうと、支部レベルでの会議に参加して痛感した次第だが、伝道は「がんばれ」と言われ、尻を叩かれてするものではないし、できないものだと思う。頑張ったから伝道できるのではなくて、魂への愛、失われた者をたずねて救う情熱があるからこそできるのではないだろうか。
しかし、わたしたちにそのような愛と情熱は実に乏しいと痛感する。偏見や誤解、あるいはプライドや恐れなどが、魂へのそれを弱めているのかもしれない。だからこそ、天沼教会青年会に願うのだ。イエスの愛に満たされた交わりを深めてほしいと。そしてそこへ人々を混ぜてほしいと。イエスの愛は恐れも敵意も取り除き、すべてを完全に結ぶからだ。青年会を通してひとりでも多くの魂が救われるよう期待したい。だが、できるだけ多くの人を集めようとして、数々のイベントを企画し実行するより、もっと大事なこと――青年一人一人がイエスのような品性を身に着け、イエスのなさったごとく、小さい者のひとりに心を砕くこと――に焦点を合わせていきたいと祈る。

※千人宣教師運動
「一年を主のために」をスローガンに献身した人々が数ヶ月のトレーニングを経て未宣教の地域へ赴く。一九九三年の運動開始後、二〇〇六年一〇月までの間に三五、三三五のバプテスマ(年平均で二、五〇〇人程)、三九五の教会堂建築、六二八の教会発足があった。 これまでで五三カ国から約四、〇〇〇人の参加者があり、三八の国々に派遣されてきた。日本への宣教師も九人遣わされた。


天沼青年会、活動再開!

教会の役員選びにおいて、いつも立ちはだかる困難な壁が人材の不足である。それが、名簿上八〇〇人以上の信徒を擁するこの天沼教会の現状であった。教会の活動を担う人材が不足しているということは、すなわち、教会の活動が衰退の方向に向かっていくことを意味するであろう。この状況を改善し、天沼教会が再び活力を取り戻すための一つの方策として、小グループ活動を推進していくことを決め、この活動に優先的に人材を割り当てることにしたのである。その結果、人材不足の状況にあっては、青年会と信徒伝道会の活動を休止さざるをえなかったのである。青年会活動が休止するに至った経緯をこのように記憶している。
さて、その青年会が今年から活動を再開することになったが、この三年間、青年たちは何をしていたのだろうか。会長の栗山さんに質問してみると、彼が天沼教会に来るようになったのは三年前であり、それ以前のことはよくわからないが、聞くところによると青年はあまり教会には来なくなっていたようである。事実、栗山さんが来るようになったころは、ほとんど青年がいなかったとのこと。
その状況が改善し始めたのが昨年のことである。青年礼拝を始めたのが昨年の三月のことであった。栗山さんは以前から青年向けの集会を何かやりたいと考えていて当時の牧師であった森田栄作先生に相談しつつ模索していたとのこと。昨年三月に中村徹先生がおいでになったとき、この話をしたところ、それじゃやりましょうということで、森田先生の発案で青年礼拝を始めることにしたのであった。それ以来、月二回のペースで、青年が馴染みやすいプログラムを取り入れての運営が始まったのである。
そして今年、時は熟したというべきか、天沼から三育短大に行っていた学生が卒業して戻って来たので、一緒になって青年会を盛り上げようという機運が高まっていった。青年会を再起動する環境が神様によって整えられたと言える。
今青年会のメンバーにとって特に心にとめていることがある。それは、若者の教会離れが進んでいて、三育の卒業生でさえ教会に来づらいという雰囲気があるということである。このことはSDA全般にいえることで天沼に限ったことではない。だから、青年に魅力あるプログラムを用意し、青年が来やすい雰囲気を作っていきたいという思いがある。そして、出来るだけ教会から離れた人に戻ってきてほしいと願う。そのために青年が受け入れやすい音楽形式を取り入れている。しかし一方では、若者向けにポイントを絞るのではなく、教会の中での融合をめざしたいという思いもある。実際、礼拝の本質を考えると若者だけにこだわっていいのか迷いがある。まだ手探りの状態であるが、迷っているだけで何もしなければ青年会が停滞してしまう事はさけられない。それではいけないと思うから御旨を求めつつ示されたことをやっていかなければならない。だから、これからも教会員のみなさまの意見を参考にしながら青年伝道を考えていきたい。そのような気持ちで活動を進めているのである。
また、今年重点を置きたい活動の一つに学校訪問を取り上げている。それは、北浦三育などに出かけていって讃美のプログラムをもつことである。教会を離れて学院で生活する子供たちとの架け橋的な働きであろうか。さらに、昨年に続きライブ形式で讃美をする「フェスティバル」を開きたいとの目標を掲げている。教会から一歩出て、そこに来ていただいた方と知り合いになり、教会に来ていただくきっかけが出来ればとの願いを持っている。前回は関町教会を借りて開催されたフェスティバル、今回、開催場所は未定だが野外ライブのようにしたいとのこと。青年向けの伝道をいろいろと考えていきたいと栗山さんは使命に燃えている。
最後に栗山さんから教会のみなさまにメッセージをいただいた。「昨年は、講演会の時に青年が参加し、お手伝いすることが出来ましたが、今年から青年会が正式に活動再開をしましたので、より一層青年達 も教会奉仕に参加させて頂きたいと思います。現在は分かれる形で青年礼拝をしていますが、教会員のみなさまとも手を取り合っていきたいと思っています。」また、「青年会をサポートして下さる方(バーズ*)がたくさんいらっしゃり、青年のために暖かい環境を作り出して下さる天沼教会のみなさまに感謝しています。」とのことである。(石)

*バーズとは昔の青年たち(今でも青年のつもりですが)。集会に当たって、青年が喜んでくれるカレーをメインにいろいろと食事の準備をして青年をサポートしています。

Praise and  Worship (讃美と礼拝)

クリニック1階ホールにて、
第一週は2時〜 稲田先生、
第三週は11時〜 藤森先生及び
  ゲストスピーカーによるお説教。


◎30分以上にわたる讃美を行なうため、金曜日には青年達が集り、讃美の練習を重ねています。


◎第二と第四の安息日の午後には、青年有志により聖書の学びがなされています。

Praise and Worshipに是非いらしてください。

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